こどもオーケストラの療育内容

個々の特性に合わせた、その子のためのアセスメント・プログラムを行います。苦手なところをできるようになっていただくだけではなく、お子様の得意なところを伸ばし、将来の生活を豊かにできるよう、お子様の潜在能力を引き出し、能力の底上げができることを目標とします。

  1. 心理検査や、運動機能検査などに基づき、⽀援指針を出します。セラピストは専⾨的な評価を実施します。
  2. 評価及び検査結果に基づき、課題を設定します。
  3. 課題の内容は、お⼦様が興味を持ち、達成できそうな内容からスモールステップで実施し、達成感を⼗分に味わってもらいます。
  4. お⼦様は成⻑していきますので、定期的な評価、振り返り、課題の再設定を適時実施し、継続的に⽀援を行います。
  5. 原則親⼦通所ですが、お⼦様に必要な場合、親子分離で⾏うこともあります。
  6. 個別からステップアップした場合や、集団に慣れる場合は、⼩集団療育を実施します。

プログラムの土台

応用行動分析学(ABA : Applied Behavior Analysis)、課題志向型アプローチTEACCHなどの発達障害支援方法のガイドラインで推奨グレードが高い療育方法を軸として、運動、認知、実行機能、摂食嚥下、コミュニケーション、心理療法、音楽療法、モンテッソーリ教育、リトミックなどお子様に対し組み合わせながら実施します。

オーダーメイド療育の例

  1. 自尊感情と自己肯定感の向上
    「不器用さが目立つ傾向なお子様には、まず成功できる運動を行い、運動そのものを楽しめること、それを他者や親と共感することを目標とします。」
  2. アセスメント主軸
    「自閉傾向なお子様には、まず特に苦手な部分と得意な部分を見つけて、得意分野を伸ばすことを目標とします。」
  3. 運動療法を主体とした取り組み
    「運動症傾向なお子様には、まずお子様がなりたい自分や取り組めそうな動作に基づいた運動療育を行っていき、自発的に社会参加できることを目標とします。」
  4. 環境調整による負担軽減
    「学習の苦手さが目立つお子様には、自助具やツールの導入や環境調整を行っていき、生活場面でより学習しやすい方法を見つけることを目標とします。」
  5. 余暇活動の獲得と進路選択の幅の拡張
    「こだわりが強い傾向のお子様には、まず視覚・感覚支援を行っていき、将来に繋がる余暇活動の獲得を目標とします。」
  6. 心の理論の醸成
    「知的機能に困難がある傾向のお子様には、まず遊びを主体とした運動療育を行っていき、自己だけではなく他者の視点を培うこと目標とします。」
  7. 発語の表出
    「言語の理解が難しい傾向なお子様には、まず遊具を使ったダイナミックな運動療育を行っていき、楽しさの中で発語が出ることを目標とします。」
  8. 感情表出
    「気持ちの表出が苦手なお子様には、まず遊びの中で難易度を調整し、難しい時はヘルプを出せることを目標とします。」


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